「最近、TwitterなどのSNSで話題のOLIGHTの自転車ライトって実際どうなの?」
と気になっている方に向けて「OLIGHT RN800」のスペックだけではわかりづらい「明るさ・配光・ランタイム」を写真や照度計で測定したデータを元に紹介しています。
OLGIHT RN800の特徴を3行でまとめると
- 性能(明るさ・ランタイム・クオリティ)と価格のバランスが良い
- 走行中に明るさを変える人向け(点滅が別モードに分かれている)
- アンチグレアレンズは効果が薄い(対向者がまぶしいので取り付け角度に注意)
OLIGHT(MAGIC SHINE)RN800 基本スペック
購入価格 | ¥4000ぐらい ALLTY2000 RN120の3点セット ¥16,371で購入 |
最大出力 | 800ルーメン |
点灯モード | HIGH : 800 lm [2h] MID : 400 lm [4h] LOW : 200 lm [8h] |
点滅モード | FLASH1 : 0~400 lm [9h] FLASH2 : 0~700 lm [7h] |
重量 | Body:158.6g / Mount:16.1g ※実測値 |
サイズ | 107x31x31mm |
使用バッテリー | Li-ion 3.6V 4000 mAh |
充電時間 | 約2~3時間 |
防水性能 | IPX6 |
OLIGHT(MAGIC SHINE)RN800の明るさと配光を写真で確認する CATEYE VOLT800と比較
コーンは10m毎に設置 奥のフェンスまでは約70m
カメラの設定 ISO:320 F値:6.3 焦点距離:14mm 露出時間:3.2 ホワイトバランス:5000K
左:RN800 右:VOLT800 ハンドルバーにほぼ水平に取り付けて同条件で撮影
ビーム形状 光の広がり方をチェック
垂直な壁を利用したビームの写真
正面、横、上からビームを確認する事で光の広がり方やカットオフ(上部への光をカット)などを確認。
比較ページではCATEYE/LEZYNE/KNOGなど主要メーカーに加え、ブッシュアンドミラー/MOON/MAGICSHINE/OLIGHT/ガシロンなど様々なライトの照射写真を比較するとこができます。ライト選びの参考にぜひご利用ください。
OLIHGT RN800 時間経過による明るさの変化をチャートで確認 CATEYE VOLT800と比較
照度計で1分毎の明るを計測し、チャートにすることで時間経過による明るさの変化を可視化しています。
注意点としてLuxが高ければ明るく見える訳ではありません。スポット配光の(中央が極端に明るい)場合は値が高く、ワイドに広く照らす配光の場合は値が低くなります。明るさは上記の照射写真で確認し、このチャートは経過時間による明るさの変化を確認するものと認識してください。
縦軸が明るさ(Lux/1m = カンデラ )で横軸が時間(分)
Highモード800ルーメン
中華ライトの中には点灯直後にガタッと大幅に出力が落ちるタイプがよくありますが、RN800は照度が落ちずに90分維持しています。消灯時間が公称値に及ばないのが気になりますが(おそらく環境によるのだと思います)
他のモードは測定していませんが、おそらくHighモードと同様にバッテリー残量が減っても照度(明るさ)を維持する設計になっていると思います。
OLIGHT RN800はセール時に買うと、お得でコスパが良い自転車ライトです。もともとMagicShineというメーカーとコラボ(パッケージとロゴを変えただけ)したライトなので時間に余裕がある方はAliExpressでMagicShineのRNシリーズを検討しても良いかもしれません。