KNOG PWR COMMUTER:450ルーメンのオシャレ自転車ライト

Knogのコンパクトでオシャレな自転車ライト「PWR COMMUTER」

本記事では最大出力450ルーメン「KNOG PWR COMMUTER」の各モードの「明るさ」「配光」を写真で確認することができます。

特徴

  • 専用アプリで点灯・点滅モードをカスタマイズできる(明るさ変更や点目をオミットできる)
  • スタイリッシュで唯一無二のデザイン
  • 軽量・コンパクト

KNOG PWR COMMUTER スペック

Knog pwr commuterパッケージ
購入価格¥3000 Wiggleで購入
最大光量450ルーメン
点灯モードRIDE : 450 lm [40min]
COMMUTER : 190 lm [2.5h]
STAMINA : 50 lm [7h]
点滅モードPULSE : 320 lm [2.5h]
STROBE FLASH : 190 lm [3.5h]
ECO FLASH : 50 lm [35h]
重量94.9g(with Mount) ※実測値
サイズ98×30mm
バッテリーLi-ion 800mAh
充電時間約3.5時間
防水性能

開封時の注意点

パッケージを開けてライトを取り出そうとすると・・・

あれ

取れないぞ・・・

裏側にネジ止めされているので無理やり外さないようにしましょう。

Amazonで「ライトが取り外せないぞ」と激怒しているレビューがありました。

内容物

  • ライト本体
  • ストラップ
  • マウント台座
  • ネジ
  • micro-usb
  • 六角レンチ
  • 説明書

KNOG PWR COMMUTER 外観・操作性・特徴

シンプルかつスタイリッシュな円筒形デザイン

Knog pwr commuter 外観

周囲へのアピール力アップの為、サイドへ光が漏れるようになっている。

Knog pwr commuter インジゲーターでバッテリー残量がわかりやすい

上部に4つのインジゲーターランプがあるので「バッテリー残量」や「充電時間」が把握しやすい。

オン・オフや明るさを変更するスイッチは裏側にあるので、走行中は少し変更しづらい。

操作方法

クリックする度に以下のように変わっていきます。

RIDE : 450 lm [40min]

COMMUTER : 190 lm [2.5h]

STAMINA : 50 lm [7h]
↓ここから点滅
PULSE : 320 lm [2.5h]

STROBE FLASH : 190 lm [3.5h]

ECO FLASH : 50 lm [35h]
↓点灯モードに戻る
RIDEへ(繰り返し)

PULSEモードはキャットアイのハイパーコンスタントモードのように点灯しながら点滅するモードです。

初期設定では点灯と点滅が同じモード内にあるので、点滅をオミットしたい場合やモード数を減らしたい場合はKnogの専用アプリ「Modemaker」で自分好みにカスタマイズすることもできます。

Knog ModeMakerダウンロードページ

モバイルバッテリーとして使用可能

スマホやサイコンなどを充電する事ができますが、容量が800mAhと少ないので、緊急用のモバイルバッテリーとして使う感じになると思います。

KNOG PWR COMMUTERの明るさと配光を写真で確認する

コーンは10m毎に設置 奥のフェンスまでは約70m

カメラの設定 ISO:320 F値:6.3 焦点距離:14mm 露出時間:3.2 ホワイトバランス:5000K

水平に取付た場合の照射写真

  • KNOG PWR COMMUTER RIDEモード: 450ルーメン [40min]
  • KNOG PWR COMMUTER COMMUTERモード : 190 lm [2.5h]
  • KNOG PWR COMMUTER STAMINAモード : 50ルーメン [7h]

KNOG PWRシリーズはワイドでムラのない配光が特徴。

ビーム形状 光の広がり方をチェック

垂直な壁を利用したビームの写真
正面、横、上からビームを確認する事で光の広がり方を確認する事ができます。

KNOG PWR COMMUTER beam shape ビーム形状
KNOG PWR COMMUTER beam shape 楕円形のビーム形状
KNOG PWR COMMUTER beam shape side view ビーム形状
KNOG PWR COMMUTER beam shape side view ビーム形状
KNOG PWR COMMUTER beam shape top view ビーム形状
KNOG PWR COMMUTER beam shape top view ビーム形状

KNOG PWR COMMUTER ランタイム(照射時間)テスト

BIKELIGHTCHECKERSでは照度計で1分毎の明るを計測し、チャートにすることで時間経過による明るさの変化を可視化しています。

注意点としてLuxが高ければ明るく見える訳ではありません。スポット配光やStvzoに準拠したライトは光を集中させているので値が高く、ワイドに広く照らす配光の場合は低くなる傾向があります。明るさは上記の照射写真で確認し、このチャートは経過時間による明るさの変化を確認するものと認識してください。

ライトは新品で購入、バッテリーは満充電後に測定、室内25度前後、モバイルファンで冷却しながら測定

縦軸が明るさ(Lux/1m = カンデラ )で横軸が時間(分)

最大出力時のデータ

RIDEモード450ルーメン(40min※メーカー公称値)
メーカー公称値よりも長い55分点灯しました。点灯直後の明るさを保ったまま、バッテリーが切れる直前まで明るさを維持し続ける設計になっています。

KNOG PWR COMMUTER イマイチな点

Amazonのレビューのマイナス点

ネジが短すぎて組み立てられませんでした。
〈追記〉
島忠でM3の10mmネジを購入し、取り付けました。
付属のネジは8mmっぽかったので、少し長めのネジを買い足せば使用できます。

Amazon

ストラップが短すぎて、着け外しがやりづらくてたまらない。誰かにハンドル抑えてもらってなんとかできるレベル。

充電がほんとに億劫。台座のビスが細く浅いので、これは外れるわ。。。

Amazon

パッケージを開けるとストラップマウントをライトに取り付けなければばりませんが、この取り付けが難しいといった声があります。

これは僕も同じ感想で、付属ネジが微妙に短く、ネジ穴にスムーズに入らないのでかなり苦戦しました。

10分ぐらい格闘し、なんとか取り付ける事ができましたが、最初から取り付けておくか、もう少し長いネジなどに改良していただきたいと思ったのが正直なところです。

もう一点の「ハンドルバーへのストラップの脱着しづらさ」についてですが、31.8mm以上のハンドルバーはかなり脱着しづらいと感じました。25.4mmでも結構きつい。

充電のたびにストラップを脱着しないといけないので、力がない人は結構ストレスになるのでは?と感じます。

各社の自転車ライト比較表【400ルーメン】

Knogの自転車ライト「PWR COMMUTER」に加え、同スペックぐらいの自転車ライトを一覧表にしてみました。

※価格は執筆時のAmazonの価格
※商品名クリックでAmazonの商品ページへ

商品名Knog
PWR COMMUTER
キャットアイ
VOLT400
LUMINTOP
C01
明るさ
ランタイム
450 lm [40min]
190 lm [2.5h]
50 lm [7h]
400 lm [3h]
100 lm [8h]
50 lm [50h]
400 lm [1.7h]
225 lm [3.5h]
75 lm [10.5h]
サイズ
重量
98×30mm
94.9g(with Mount)
111.3×30.6×41.3 mm
Body:108g / Mount:18g
77.5×45×31.5mm
Body:66.7g / Mount:23.6g
価格¥6380¥5673¥2000

ランタイム(照射時間)と価格を比べると他メーカーのライトと比べて割高に感じますが、海外通販を利用すると3000〜4000円で販売している事があります。

Wiggleで価格を調べる

KNOG PWR COMMUTER:まとめ

初期設定でのランタイムは決して長くありませんが、専用アプリでカスタマイズする事で自分好みに設定しなおす事ができますし、バッテリーが無くなる直前まで明るさが持続するのはKNOGの魅力の一つですが、純正ラバーストラップは取り外しはしづらいので、通勤・通学で頻繁に取り外す方には、正直あまりおすすめできないかも・・・

国内価格では割高感がありますが、海外通販セール時の価格であればKnogファンの方は買ってもいいかもしれません。

同じようなデザイン・配光であればRavemenのCRシリーズなどもオススメです。

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